Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8 は、1965年ごろから東ドイツ(Carl Zeiss Jena)で製造された標準レンズで、マウントは M42 が採用されています。
前期型 Pancolar を使ってみてまず印象に残ったのは、絞り開放時の柔らかさ。被写体を包み込むような優しい描写で、心地よい雰囲気をつくり出してくれます。 絞ればぐっと引き締まり、輪郭がくっきりと際立ちますが、それでもどこか優しさが残る。 これこそ、このレンズを使う大きな楽しみだと感じました。
また、M42 マウントであることも魅力のひとつ。マウントアダプターの入手が容易で、ミラーレスはもちろん、一部の一眼レフでも使用できます。
Carl Zeiss の描写の原点を味わいたい方に、ぜひおすすめしたい一本です。
こんな方におすすめ
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Carl Zeiss 製オールドレンズの “柔らかさ” と “シャープさ” の共存を体感したい方
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標準レンズに一歩踏み込みたい方
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Zeiss の原点の描写を感じてみたい方