MINOLTA P's は1990年に発売された、パノラマ撮影限定で作られたコンパクトフィルムカメラです。 軽量でコンパクトなボディに、複雑な機能はそぎ落とされ、スナップ用途としてまとまっており、気軽に持ち出せる一台です。
今回の撮影では Kodak GOLD 200 を使用し、旅行先でのスナップを中心に試してみました。
実際に使ってみて感じるのは、やはりパノラマ撮影の楽しさです。 ファインダーを覗いた時の横に広がる構図は、普段のスナップとは少し違った視点を与えてくれます。 風景はもちろん、何気ない街並みでも、少し映画的な一枚として残しやすいのが特徴です。
MINOLTA P's はとても軽くて小さいので、バッグやポケットに入れてもほとんど負担になりません。 旅行中でも気軽に持ち歩けるので、「撮ろう」と意識しなくても自然とシャッターを切る機会が増えていきます。
描写面では、わずかな周辺光量落ちが見られるのもこのカメラの個性です。 横長のフレームの中で周辺が落ちることで、自然と視線が中央へと導かれやすくなります。 ライカ判の比率とはまた違った見え方になり、このカメラならではの面白さを感じられました。
特別な設定や操作を必要とせず、思いついたときにすぐ撮れる。 それでいて、少しだけ普段と違う写真が残せる。 そんなバランスの良さが、このカメラの魅力だと感じます。
日常や旅行の記録を、少しだけ新鮮な視点で残したいときに、自然と手に取りたくなる一台です。
こんな方におすすめ
・パノラマ写真を気軽に試してみたい方
・旅行先でのスナップを楽しく残したい方