CONTAX Aria 、1998年に登場した小型軽量の35mm一眼レフ。
可愛らしい見た目とは裏腹に、最高1/4000秒まで対応するシャッタースピードダイヤルを備え、露出補正ダイヤルは右手側に配置。ロックはなく思ったときにすぐ操作できるところが特徴です。
測光モードも3種類から切り替え可能で、スピーディーに画作りを調整できます。
MMJレンズを装着すれば、Pモード(プログラムオート)やTvモード(シャッタースピード優先オート)も使用可能。
また、DXコード対応ながらISO感度を手動で変更できるため、増減感撮影にも対応。
自動巻き上げで、連写も可能。
自動巻きカメラでしょ?と選択肢から外すのはもったいない、なかなか侮れない機能を兼ね備えているカメラとなっています。
そして、 Y/C(ヤシカコンタックス)マウントの Carl Zeiss レンズが使える強みがあります。
今回は Tessar 45mm F2.8 を選択。 Ariaの小型軽量ボディに、空気のように軽いTessarを組み合わせると、驚くほど軽快なカメラになります。
手にした感覚はまるでおもちゃのカメラ。しかし写りは紛れもなくCarl Zeiss。 Tessarのシャープで芯のある描写に、全てのコマで感動できます。
一時期は「初心者向けフィルム一眼」として語られることも多かった Aria。
事実初心者にも使いやすく持ち出しやすいカメラではあります。
しかし、「機械式カメラの操作に少し疲れを感じてきた、でも写真へのこだわりは捨てきれない。」
そんな迷える人にこそ、改めて触れてほしいカメラです。
軽くて小さくて楽。 でも、ちゃんと写真と向き合える。 CONTAX Aria は、そんな立ち位置にいる一台です。
★こんな方におすすめ
- Carl Zeiss(CONTAX)レンズを気に入って、フィルムで使いたい方。
- いつでも持ち歩ける軽くて小さくて高性能な一眼レフを探している方。
- 機械式カメラの操作に少し疲れつつも、写真へのこだわりは持ち続けたい方。